『あいち朝日遺跡ミュージアム鑑賞会』 2024年10月10日(木)
雲ひとつない秋晴れの10日9時15分に、名古屋駅に参加者とアートな美メンバーが集合しました。
今回出かけるところは清須市にある「あいち朝日遺跡ミュージアム」です。
視覚に障害のある方 4名、アートな美メンバー 9名、見学者1名の総勢15人が参加しました。
JR、城北線と乗り継ぎ、徒歩10分であいち朝日遺跡ミュージアムに到着。
朝日遺跡は、弥生時代前期から古墳時代前期(紀元前6世紀~紀元後4世紀頃)の集落跡で、日本最大級とされる吉野ヶ里遺跡(佐賀県)に匹敵する全国でも有数の大規模集落です。
はじめに学芸員から朝日遺跡の解説を聞き、
そのあと貴重な発掘品に触れて鑑賞しました。
祭祀用の壺は他には無いこの遺跡独特の土器だそうです。
その貴重な出土品の展示に加えて、
住居など趣向を凝らした体験コーナーがありました。
弥生人に扮して鋤(複製)を使ってみました。
火起こし体験もできます。
その後、展示室で朝日遺跡に関する展示と鳥取県の
青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)の出土品
(弥生時代の少年の顔を復元展示)を鑑賞し、
屋外の竪穴住居、高床式倉庫にも触れて弥生人に思いを馳せました。
別館の交流館には、出土した人骨(本物)や貝殻山貝塚(かいがらやまかいづか)から
切り取られた貝塚の実物も展示されていて、
この地帯が古墳時代には湿地帯となり、土器や人骨などが土の中で
そのままの状態で保たれたという学芸員解説に納得しました。
あいち朝日遺跡ミュージアムの学芸員や職員の皆さんには大変お世話になりました。
なかなか触れることのできない貴重な出土品をたくさん用意して頂き、
納得するまで触れて鑑賞できたことは
良い体験になったことでしょう。とても興味あふれる遺跡でした。
皆さん、お疲れさまでした。
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